2001/10 << >> 2001/08
[ 闘将といえば・・・ ]
|
闘将といえばダイモスではなくてもちろんドラゴンズ星野仙一監督だ。 そうか、辞任されるのか。 今シーズンの結果では仕方がないことだろうが、残念だ。 山本昌も調子が良くない。 まだ引退しないよね?
バファローズは優勝! すごい、幕切れだったみたいだね。 仕事してたので詳しくは知らないけど。 実は前に勤めてた会社が大阪ドームのすぐ近く。 歩いて10分ぐらい。よく昼ご飯食べに行った。 しかし、オレが前の会社辞めてから急に強くなるんだもんなぁ・・・ ちょっと残念。
2001/09/27(Thr)
|
|
[ 悲しいけど戦争なのよね ]
|
例のテロ事件に関するコメントはあえてしてこなかった。 オレと異なる意見を持つ人と摩擦するとメンドクサイから。 でも、そうも言ってられんようになってきた。
オレは戦争反対です。 人が死ぬのはイヤです。
ラディンがやったってアメリカは言うけどホントじゃろか? 具体的な証拠を見ずに政府の発表を鵜呑みにした報道がほとんどに見える。 無論、捜査中の事件の情報が公開されるべきでないのは理解できるが。 タリバンの人は証拠がなければラディンは引き渡さんって言ってるらしいけど、それは当然だと思う。
今のアメリカのやり方は法治国家のやり方とは言えんと思う。 むしろ、ヤクザのようだ。すごく野蛮だと思う。 テロの犯人やその政治的指導者を殺すことはともかく アフガニスタンの国民を殺すことに正義はないと思う。 そんなことをすれば逆にテロの火種を蒔くことになると思う。 (無論アメリカも「虐殺してやる!」とかは思ってないだろうが)
そもそも、アメリカは普段エラそくしすぎてたと思う。 アメリカが強いのはみんな知ってることなんだから、 アメリカはもっともっと譲歩してやるべきだったと思う。(中東の問題に関して) アメリカは世界のリーダーなんだから力だけでなくもっと徳を示すべきだったのではないかと思う。 (いまさらこんなことを言っても遅いが)
勘違されると困るのはオレはアメリカが嫌いなわけではない。 むしろ、アメリカは好きだ。 久しく連絡を取ってはいないがアメリカ人の友人も何人かいる。 しかし、アメリカの今のやり方には疑問を感じる。
日本政府の対応はまったくもって支持できん。 と言うかそもそも戦争に反対しているから、 派遣するとかしないとかって問題じゃないんよねぇ。
世界中が戦争に傾いているからこそ、 日本は戦争反対を唱えるべきだと思う。 それが真の9条の意味ではなかろうか? たとえ、ここで世界中からの批難を買い、将来においても湾岸のときと同じような 批難をあびることとなったとしてもそれがなんだというのだ? 国際的に肩身の狭い思いをするのがイヤだから戦争に荷担するというのはオレには納得できん。 アフガニスタンに侵攻することによってテロが撲滅できるとも思えん。
国連はアメリカの傀儡のように見える。
ローマ法王のカザフスタンでの行動と発言は高く評価する。 オレは今まで宗教家はどうも胡散臭く、その頂点ともいえるバチカンは特に胡散臭いと思って来たが、 ローマ法王は大変立派な人だと思った。 (ちなみにオレはカトリックとか以前にキリスト教徒ですらない)
とまあ、いろいろ書いたけど、最近(といってもテロ事件以前だか) ガサラキを通して見たので、こんなことを思っているのかもしれん。 ガサラキの作中で「アメリカは貧しさに耐えることが出来ない」と言っている。 だから、戦争に向かうのかもしれん。 また、「日本は数年から十数年の貧しさには耐えることが出来る」とも言っている。 それとも、我々はすでに耐えることが出来ないほど堕落したのだろうか?
自分でも理想を追いすぎていると思う(徳で治めるってのは)。 (だから、政治が嫌いなんだろうね。) もはや、戦争は避けられんのだろうか? だとすれば、出来るだけ人が死なないように祈るばかりである。 (アメリカ人もアフガン人も)
「バルト海の復讐(田中芳樹)」を読んだ。 先日言ってた、政治や権力者に対する批判とかはほとんど出てこなかった。 彼も自身で気づいていたのかもしれんね。 しかし、内容はオレが期待していたモノとはかなり違っていた。 (オモシロくなかったという意味ではない。) オレはもっと海の上での冒険とか海賊との海戦なんかを期待していたのだが、 作品中ほとんどが陸地の上で海上のシーンはほとんどなかった。
あと田中芳樹といえばアルスラーン戦記のアニメをはじめてみた。 いや、CATVでやってたもんで。 そもそも期待していなかったんだけど、想像絶するダメぶり。 全てのシーンにおいて「違う!違うだろ!」と突っ込んでしまう。 (どこがどう違うとかここに書いても仕方がないので書かないが・・・) 唯一背景は美しかった。
アニメと言えば神G剣侠のHP↓を見てみた。 http://www.nippon-animation.co.jp/new/title/kanfu/chara.html 結構オレのイメージと違う。ま、仕方がないことだが。 特に黄蓉がおばさん顔に描かれているのが悲しい。 オレのイメージでは黄蓉はもっと美しいんだ! あと、小龍女はもっと無表情なイメージが・・・ あと、楊過はもっと小汚い格好してると思う。 李莫愁はもっと美人だろ。 唯一、郭靖はあんな感じだな、ロンゲなのはどうかと思うが。 しかしまあ、言ってもはじまらん、どうでもよい。
土曜日に麻雀やった。 結構、いや、かなり調子よかった。 初心者のメンバーがいるので1回戦2回戦とかなり気を抜いて打ったら、 2回戦でラス引いたので3回戦真剣に気入れて打ったらトップ。 4回戦手が付けられんほどの絶好調になってしまった。 で、オレが勝ちすぎてもイジメなので、5回戦は思いっきり気を抜いて打ったら、ラス。 6回戦はそこそこ気を抜いて打ったけど結構調子が良くってオーラスまでトップ。 オーラスでマクられて2着となった。 それでも、結局TOTALでトップ。
麻田哲也がその著書の中で「ツイているときは相手によっかかって打てば良い」 ってなことを述べていたが4回戦はまさにその通りだなって実感した。
大阪で打ってたメンバーはすでに誰がTOTALでうかってるかなんてわからなくなるぐらい打っている。 だから、常にみんな本気。抜いて打つ必要なんてなく、ムシれるときにムシりあう。 早くみんな上手くなってそんな麻雀が打てるようになりたい。 そんなふうに思ってるのはオレだけ?
2001/09/25(Tue)
|
|
[ また買ってしまった・・・ ]
|
少し間が開いてしまった。 して、またしても本の話題。
今日は普段あんまり行かない本屋に行った。 この本屋は品揃えは良いんだけど閉まるのが早いので会社の帰りに寄るのが難しい。 んで、今日は行きしなに寄った。
「飛狐外伝(金庸)」と「バルト海の復讐(田中芳樹)」を買った。 まだ読んでない。 先週買った、「岳飛伝4(田中芳樹)」も全く読んでなかったり・・・ また、溜めてしまった。
実は田中芳樹は高校生の頃にかなり傾倒していて、ほとんどの作品を読んだ。 本もかなり持っていてデビュー当時の幻影城(雑誌)とかまで持っていたほどだ。 しかし、ここ2、3年はもう彼の作品を買うのを止めようかと思っている。 いや正確に言うと、創竜伝やアルスラーンなんかの書きかけの長編が出れば、とりあえず買うけど、 新しい作品に手を出すのを止めようかと思っている。
確かに面白いんだけどちょっと説教臭いと言うか、ちょっと子供っぽいと言うか・・・ どの作品にも政治や権力者に対する批判とかが書かれていて、 彼が常にそう思っているんだろう事はわかるんだけど、 毎回毎回同じ事書かれると読んでる方はちょっとシラけると言うか、 「もう、わかってるよ、それは」って思ってしまうワケで・・・ねぇ? いやまあ、長くファンをやって来たが故にそう思うんだろうけど・・・ 特に最近の作品ではそういったことをアツく書いてるような気がするし。 そういった部分はもっと控えめにあっさり書いてしまって、 エンターテインメントの部分をもっとアツく書いて欲しいと思うのはオレだけだろうか?
「じゃあ、なんで2冊も買ってるんだよ」ってことになるんだけど、 オレは歴史モノが結構好きなワケで岳飛伝に関しては オレがずっと読んでる金庸のシリーズにも岳飛はよく出てくるし、 「岳飛かぁ・・・岳飛は確かに読みたいなぁ」と思って買ったんよ。 岳飛は中国史上最大のヒーローで日本で言うと信長や秀吉に相当する人物。(知名度という意味において)
まぁ、岳飛伝はいいとしよう。 じゃ、バルト海の復讐はなんで買ったかというと、表紙の絵がやけに濃かったから。 まるでメガドライブのゲームのパッケージみたいだ。 まだ読んでないんだけど帯を見るとどうやら海の男の話しらしい・・・ そういえば、大航海時代の1のパッケージも濃かったなぁ。 最近こういう濃い絵って見かけないよねぇ? 海の男は結構好きだし読んでみたいぞ。 ってなワケで買ったしまった。
それはそうと、神G剣侠がアニメになるらしい。 10月から放送らしい。 う〜む、チェックだな。 楊過と小龍女は金庸作品の中でも最も好きなキャラクターだしねぇ。
ちなみにオレは買った本はちゃんと読んでるぞ。 買うだけ買って読まないなんて事はしない。 今日は欲しい本がたまたま沢山あっただけで、 読む本がなくて困ってるときのほうが多いのだ。
2001/09/18(Tue)
|
|
[ 絶賛!「敵対水域」 ]
|
すでに、3泊4日目に突入。 さすがに、帰りたくなってきたねぇ・・・ ま、明日は帰れるはず。 ちょっとばかし疲れが溜まってきたよ。
本の話題。 「敵対水域ソ連原潜浮上せず(ピーター・ハクソーゼン/イーゴリ・クルジン/R・アラン・ホワイト/三宅真理 訳)文春文庫」 ってノンフィクションを読んだ。 オレは別にミリタリーマニアとかじゃないんだけど、昔から潜水艦が好きなんよ。 でも、オレが好きなんは大戦時代のUボードでそれもシュノーケルがつく以前のヤツで、 原子力潜水艦はあんまり好きじゃない。 でも、なんとなく「読んでみるか」ってな感じで買ったんだけど すごくよかった。すばらしかった。感涙した。
トム・クランシーがコメントを寄せていて、 「この、『敵対水域』ほど深く胸に滲み入る潜水艦の実話を、私はこれまでに読んだことがない。」 と書いている。 オレはトム・クランシーはたいして好きでもないんだけど、これに関してはまったく同感。 深く胸に滲み入りました。 そう、これは実話、1986年に実際にあったことってのがまたスゴイっす。
内容はって言うと1986年にバミューダ沖でソ連原潜K-219のミサイルサイロで火災発生。 艦内に有毒ガスが充満、原子炉が暴走。 艦外には米攻撃型原潜。 祖国にはペレストロイカの時代といえど未だ絶大な権力を持つ共産党。 って、どう転んでも助かりそうにない状況下での艦長の勇気と決断と乗組員の献身的行動を詳しい取材をもとに再現している。
本の最初の方に艦長や乗組員の写真が載っているけど、どれを見ても 気のいいオヤジやあどけなさの抜けない田舎の青年って感じ。 冷徹な謀将とかマッチョな武闘派のようなヤツはいない。
1998年にハードカバーで出版されたみたいだけど オレが読んだのは2000年に出版された文庫版。 ミリタリーとか潜水艦に興味ある人にもそうでない人にも ぜひともオススメする作品。
あまりに感動したのでK-219について検索してみた。 http://submarine.id.ru/api/w115.shtml ↑に写真があるが文面はロシア語なのでなにが書いてあるかはさっぱり解らん・・・
2001/09/02(Sun)
|
|