緊急企画「To Heart」を語るページ

ホームのお品書きを見て「丹下桜のページだ」と思った人。 私を正しく理解してるかも知れません(笑)。
「ときめき、Love」と思った人、桜erですね。



進捗状況(97/10/15現在)

あかり志保芹香智子琴音マルチ×4、 レミィ、 雅史×5

やっと全キャラクリア。
これで「かえるにょ・ぱにょ〜ん」が始められる(豪爆)。



各キャラクタ、及びそのストーリーについて語る

神岸あかり

書きかけ注意

ストーリー的には、少女マンガ的な典型的幼馴染み物なんですが、 まあうまいとこきれいにまとまってますね。

髪型変わった後「本田飛鳥(あすか120%)みたいだ」と思ったのは私だけ?(笑)


長岡志保

何と言うか…らしいといえばらしいんですが、 あまりにあっさりし過ぎているよーな。 もっとらぶらぶな展開&EDが私はよかったな〜。 でも、他のキャラが結構らぶらぶな展開ばっかだから、 一人くらいこーゆーのがいてもいいですね。


来栖川芹香

何もかもが唐突に展開して行きますね。 ここまでクリアして来た他のキャラ達に比べて「段々進展して行く」 という感じが薄いよーな?
今一つ萌えが足らないのはそのせいでしょうか?

終盤も妖しい薬で以下略だし。
#あれはあれで好きですが(豪爆)
更にあのエンディングではなんかすっきりしません、私。 「まだ続く」的な終り方を拒否する傾向が最近の自分にあるのは自覚してますが。


保科智子

このキャラもある意味王道一直線でしょうか?。
多くの委員長派の人が言うように「仲良くなって行く過程がいい」っすね。 本当に。芹香シナリオに足らなかったものがここにあるという感じ。
「夜の公園で肩揉み」以降のらぶらぶな展開が見てて気持ちよかったですよ。

エンディングに破壊力が足らないのがちと不満と言えば不満かな?


松原葵

ん〜まあこんなもんでしょう。「格闘少女」と聞いて色物キャラかと最初 思ったんですが、そんなことは全然なかったですね。 格闘家としての強さと、少女としての弱さが同居する描写が見事です。

ストーリー的にやや問題ありと感じたのは、 あちこちで言われているようにやはりHシーン。流れ的にはいいんですけど、 必然性が感じられないんですよね。 別にあそこでああいう展開になっても、してしまう必要はないんじゃないかと 思います。
全キャラ制覇したらまた見方が変わるかもしれませんが、少なくともあかりや マルチには必然性があったと感じます。
折角きれいに展開して来たんだから、最後まできれいにまとめてもよかったんでは ないでしょうか? Leaf作品でも特にこの「To Heart」では「18禁にしておくのが勿体ない」 との意見がよく見られるように思いますが、この辺が原因ではないかと。


姫川琴音

閉ざされた心が少しずつ開かれていく、そんな描写がいいですね。

しかーし。やっぱり問題はHシーン。必然性が薄いんですよ。 「誘われたんでつい」っていうのは私も男ですから気持ちはよーく判りますが(爆)、 だからといってなにも速攻その場でやらなくても、ねぇ。
「年上の余裕(実際あるかどうかはまた別問題)を見せつつ適切なところに連れ込む」 とゆーのが正しいありかたと思うのは私だけ?

ところで、終盤あの状況では下手に教室に連れ込むより、 そのまま屋上のほうが発見されにくいと思いますがどうでしょ?


マルチ(cv:並木のり子希望(笑))

書きかけ注意

1stプレイでいきなりというのもありましたが、かなりキました。
終盤、校門で「仰げば尊し」歌うあたりからうるうる来て、 明け方主人公の自宅を去って行くあたりでもー涙腺全開。

私はこんなとこにいたもんで、 「人間とはなんぞや?」「機械は思考するか?」「知能の定義は?」なんてのは 日常よく議論されるテーマだった訳ですが、このマルチのストーリーには いろいろと考えさせられることも多かったですね (特に終盤公園でおっさんと会うところとか)。

まあ、「開発チームの細部へのこだわり」のおかげで、そういう関係になって しまえた訳ですが、実際問題として、 ああいうロボットにああいう機能が必要なのかどうかはかなり、 いや相当疑問ですが、まあ試作機ですしね。
#某所で「量産機にもあんな機能があったら問題でわ?」 との意見もありましたし(笑)
でもその機能のおかげで、主人公とマルチの間にはデータを越えた結び付き (とか書くと「アイアンリーガー」みたいだ)が生まれて、 あのエンディングが説得力を持つわけですね。

エンディングと言えば、3年間の空白があるわけですが、 その間の展開も気になります。 3年の間に「あかりシナリオ的展開」があった場合に、 マルチが戻って来て関係が発覚したら、いかにあかりといえど嫉妬の嵐で 修羅場ること間違い無しと思うのですが。
でも、そうはならないんじゃないかなーとも個人的には思います、 「あかりシナリオ的展開」にはならないと。
薄弱な根拠ではありますが、終盤のあかりの台詞 「今日の◯◯ちゃん、すごく優しい感じがする」 (記憶に頼って書いているので細部は違うかも)が鍵でしょう。 マルチは学習型のロボットです。優しいマルチ。 その優しさは予め初期データとして織り込まれたものだけではないはずです。 勿論開発スタッフの思いなどもあるでしょうが、 一番強いのはやはり主人公の影響かと。 逆に主人公がマルチから受けた影響というのも少なくないでしょう。 だからこそ深い関係になったのだし、優しくもなれた。 その優しさゆえに、まだ見ぬ「妹たち」のために、 マルチは主人公との別れを選び、主人公のもとを去って行きます。 そんなマルチを愛した優しい主人公だからこそ、 主人公もまたマルチとの別れを選んだのでしょう。 そんな大切な相手を待つ3年間は意外に短いかも知れません(後から思えば、ね)。 多分その主人公の変化を最も感じているのはあかりのはずです。 あかりの性格を考えると敢えてそこに割って入る事はない、 故に「あかりシナリオ的展開」はしない。私はそう思います。

ところで、あの開発チームはかなり趣味に走った酔狂な集団ですよね。 でも最後のあのオチは粋でいいっすよね〜。あーゆー粋な技術者に私もなりたい。


宮内レミィ

レミィも最初は色物キャラかと思いました。白に緑に水色に…って違うか(笑)。
実はある意味あかり以上に展開が少女マンガチックです。 あの回想シーンの絵からはあれがレミィだとは全然思わなかったし。 まぁ本人達でも記憶の彼方ということなんで、あれはあれで効果的かなぁと。

あと、ラストのあれはきっちり笑わせて貰いました。



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