自分のメモ代わり的に書くんで、内容には突っ込まないように。 当然ながら無保証です。 ここで書くような事をやったらメーカー保証も効かないので、 やるんならちゃんと覚悟を決めてから自己責任でやってください。
まず検索エンジンで情報収集して当たったのが
fibmのページです。
ここの上級者向け掲示板が情報の宝庫です。
過去ログをきっちり読み、自分の機種の情報を集めてください。
…何?面倒い?そうですね。私も面倒だった(笑)。
ちゅうことで、私がやった事に関する分だけまとめてここに書いときます。
まずよーくマザーボードを見ます。 CPUの下の方にJPX3と書かれたジャンパはありますか? あれば「当たり」です。 このページの手順でCPU交換できる可能性があります。 「外れ」の場合はここでさよなら、 fibmのページで情報集めてください。
新コアのK6-2です。 ま、ジャンク屋とか人から貰ったとかでない限りは今時旧コアはないでしょう。 また、K6-IIIでの実績は過去ログ見る限りないようです。 私はBeOS使う関係上K6-IIIはちと問題なので、K6-2で全然OKっす。 66*6の400MHz駆動が上限なので、400MHzのバルク品を買いました。 もともとついているK6の233MHzという奴は3.2V駆動、 K6シリーズ最悪の発熱を誇る石なんで、 熱処理に関しては特に考えずもとからある奴で行きました。
んでもって作戦開始です。
カバーを開けたら必要な部分は見えますが、
電源とIDEセカンダリのケーブルは外した方が作業しやすいと思います。
んで、ファンを外しヒートシンクを引き剥がしソケットを緩めCPUを取り替えます。
本来はグリスを塗るとかなんとかで、
ヒートシンクとCPUを密着させるもんらしいんですが、
そこまではまだやってません。
#前の某外道会社でK5-75をP54C-166に変えたときはそんなんなかったし(笑)。
んで、ジャンパで設定変更します。
まずは電圧を下げます。K6-2に3.2Vもかけたらまず壊れると思います。 変更するのはJP6で、
設定内容 | コア電圧 | I/O電圧 |
---|---|---|
3-5 | 2.2V | 3.3V |
2-4 | 2.8V | 3.3V |
4-6 | 2.9V | 3.3V |
7-8 | 3.2V | 3.3V |
1-3 | 3.3V | 3.3V |
3-5 | 3.52V | 3.52V |
次に倍率です。
いじるのは以下の部分、JPX3とJP4です。
設定については一部基板に書かれてますから、好きなよーに設定してください。
何?見にくいし300MHz以下の設定しか書いてない?
2*2の表2枚に書き直すと見やすいし何となく見当もつきますよ。
たとえばこんな風に。
JPX3が1-2のとき、JP4
1-2 | 2-3 | |
---|---|---|
4-5 | 5.5 | 5 |
5-6 | 4 | 4.5 |
JPX3が1-2のとき、JP4
1-2 | 2-3 | |
---|---|---|
4-5 | 3.5 | 3.0 |
5-6 | 2(6) | 2.5 |
で、この表で2(6)ゆーのはなんだということになりますが、 所謂隠し設定です。 ちょっと考えると判りますが、K6(含むK6-2)は166MHz以下のはありませんね。 166=66*2.5です。 よって*2の設定で*6になるよーにしてあるんだそうです。
結局私はどーしたかというと、 JPX3を1-2、JP4を1-2 4-5の66*5.5=366で落ち着きました。 400も試したんですが、起動したのは1回だけ。それ以後は何度やっても起動しません。 366は時々起動でこける (「Windows保護エラーです。再起動してください。」だったかな? これがでて、再起動するとSafe Mode。 Safe Modeから「Windowsの終了」 で再起動するとまともに立ち上がるというのがたまにある)くらいなんで、 取りあえずこれで行ってます。
ベースクロックを変えるジャンパもありますが、 うまく行かないとか、安定性がいまいちらしいんで私は試してません。
あと、そのまんまではWrite Allocateがoffになってるんで、
これを有効にする必要がある…そうです。
#実はよく判ってない(爆)
ちゅうことで、
それなりのツールで
設定してください。
DVD-ROMドライブに対してDMA転送が必要そうだったんで、 Aliのページから IDEドライバの最新版を調達しインストール…をい、HDDの速度が落ちたやんけ。 HDBENCHの値がRead: 5.6M, Write: 5.2M からR/Wともに4.2M程度に。 CD-ROMドライブやDVD-ROMドライブにはDMA転送のチェックが入りますが、 HDDには入らないし…。