Possession

初めて購入した本格的なスキー板. それまでは板なんてどれでも同じと思っていました. たまたま見た岩渕隆二氏の「滑りにあった板を選ぶのではなく, 板に滑りを合わろ」的なコメントが気になって, 買おうかどうか迷いつつ行き付けのスノカンへ. 別にモーグル好きではないが, ヤンネや上村愛子が使ってるのはそれとなく知ってました. で板の回りをぶらぶらしてると, 店員というよりメーカーの販促員らしき兄ちゃんが話しかけてきた. やたらに押しの強い人だなと思いつつも買う気になりかけたその時, ふと貼ってあった開発者のポスターに目が...「あれ, ひょっとして岩渕さん御本人?」「そうですよ, 意外と小さいでしょ」気さくな人だ(^o^;) 板よりLookのビンディングを一押ししていた記憶が強かったです, ちなみにそん時貰ったサイン色紙は今でも実家に飾ってます.

「FR-NG」はFree Ride Next Generationの略だとか. 別にしょっちゅう後ろ向きに滑ったりパークでジャンプしたりするわけではないが, モーグルやるわけでないし隆二さんのお勧めでもあるのでこれを選択. 実際使ってみてあまりにも使い勝手のよさにびっくり. コブもへたなりに相当板回しやすくなったし, 今まで使っていた板はなんだったんだと感動.

欠点はズレすぎること, 若さでぶん回してるうちはまだよかったけど, ちょうど年齢的に大回りターンやロングクルージングが辛くなってきた. またこの頃から北海道に行くようになったがパウダー滑っていてもすぐ沈むしね. あと上村愛子の影響でID-one使う人が増えて, 同じミーハー扱いされるのが不満でした.

流石に4年も使ってるとボロボロになってきたんで次の板を探す事に. お世話になった名古屋の谷下さんが興味を示していたので, 彼の元で第2の人生を送ることに. 「魔法の板だ〜」と大変喜んでくれて, 次の板も早く寄越せと催促されています.

OGASAKA系のVector Glideも候補だったが, なんといっても隆二さんが立ち上げたRe Ismが気になりこちらを選択. ブログからはスノカンで会った3ヶ月後にID-oneと切れちゃってた模様, あれが結果的に最終作だったんですね. 「銀色のシーズン」の上映とぶつかりミーハー扱いされる懸念はありましたが, 「1台だけもつなら最高のスキー」のコンセプトが後押ししてくれました.

「LA-F」はLost And Foundの略だそうです. この年の冬にNew LA-Fが登場し, 従来のLA-FはCLASSICと名を変えちょっぴり悔しい思いを. でもCLASSICも期待通りのデキ, ちょうどいい感じのキレで綺麗なシュプールを描けるようになりました. その分コブがやや回り辛くなった(元々ちゃんと回れないけど).

こちらも4年で引退, 本当は3年の予定が福岡転勤があったので... 同じく名古屋の谷下さんに引き取っていただきました. 次はもう少しバックカントリー向きな装備が必要だな.

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