MINIXで遊ぼう!
MINIXってなに?
一言で説明すると、「(教育目的に作られた)UNIX風OS」です。^^;;;;
ただ、教育用といっても半端なものではなく、PC-UNIXとしては十分な機能を持っており、それにもかかわらず、コンパクトに作られているのです。ハードディスクに30MBの空きがあれば、OS本体、ツール類、全てのソースをインストールできます(ただし、空きはほとんどなくなるので、実際には40MBほどあった方が良いですが)。
PTPC110にMINIXをインストールする。
PTPC110にMINIX2.0.0をインストールしてみました。
ただし、問題があります。コンパクトフラッシュ(ピコフラッシュ)にインストールしたので、ソースがほとんど入りませんでした。現在市販されているコンパクトフラッシュの容量が15MBまでしかないためです。
じゃぁ、何のためのMINIXだ?
という、つっこみもあるかと思いますが、そこに山があるからだ!じゃなくて、インストールする事に楽しみを見出しているだけです(^^;。MINIX自体は実用性も兼ね備えたOSですから、それでも十分楽しめます(^^;;。
1.必要なハードウエア
MINIX2.0.0をPTPC110にインストールするにあたり、メディアがFDであるため、当然、ポートリプリケータ、FDDが必要になります。また、コンパクトフラッシュにインストールする事になるので、15MBのコンパクトフラッシュが必要になります。PCMCIAのフラッシュATAにインストールしようとしてみたのですが、PART(MINIX上のFDISK.EXEのようなもの^^;)が認識しませんでした。MINIX2.0.0はEIDEに対応していないためではないかと考えています(根拠はありませんが...^^;)。
30MBのコンパクトフラッシュが発表されてます。
これが使えれば、ソースまで全てインストールできるのではないかと思ってます。
2.必要なソフトウエア
当然ですが、MINIXが必要です。
わたしは、MINIX2.0.0をインストールしました。また、MINIX1.7.3でもインストールできました。
http://www.cs.vu.nl/~ast/minix.html
MINIX2.0.0のパッケージがあります。
フロッピーディスクからインストールするため、root、usr、usr1、usr2、usr3等をrawrite.exe等のプログラムでフロッピーディスクに書き込みます。
3.インストール
3.a パーティション作成
MINIXのrootディスクでブートし、rootでログインして、setupを実行します。
ここで、キーボード配列をjapanese(106配列)に指定した後、パーティションの設定を行います。左上に「/dev/hd0」と表示されているのが、内蔵4MBフラッシュディスクです。MINIXのインストールは15MBコンパクトフラッシュの方に行うので、[PgUp]キーを押し、「/dev/hd5」とし、[r]キーを押します。カーソルを適当なパーティションナンバーのType欄に持っていき、81 MINIXになるまで[+]ないし[-]キーを押します。その後、ジオメトリを指定して、パーティションを設定します。パーティションを設定し終えたら[q]キーを押して次の作業に移ります。
私の使用したIBM純正SmartPicoFlashの場合、ディスクの先頭からMINIXのパーティションを設定するとブートできなかったので、
Hex partition type ----first---- --geom/last-- ------sectors-----
Device Cyl Head Sec Cyl Head Sec Base Size Kb
/dev/hd5 #### 176 ##
0 0 0 1 74 61 0 29312 14656
Num Sort Type
1 hd6 01 DOS-12 0 0 0 0 6 99 0 802 401
2 hd8 00 None 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3* hd7 81 MINIX 0 7 1 1 74 60 820 28491 14245
4 hd9 00 None 0 0 0 0 0 0 0 0 0
という風に設定しました。hd6がDOSパーティションになっているのは、深い意味はないです。また、サイズももっと小さくてもよさそうです(Cyl 0, Head 1, Sec 0)。
3.b フォーマットとインストール
パーティションが設定された後、インストールするパーティションを聞いてくるので、「hd7」(上記の私の設定の場合)等とインプットします。
その後は、聞いてくるままにディスクを入れ替えてゆけば、rootパーティションのインストールが完了します。リブートした後、rootでroginし、usr1ディスクをセットして「setup /usr」とインプットして/usr以下のインストールを行います。その後、setup /usrを再度実行し、sysディスクをインストールします。
15MBコンパクトフラッシュでは、カーネルソースをインストールすると、カーネルコンパイルどころか小さなユーザープログラムもコンパイルできなくなるので、/usr/src以下のファイルを削除します。(;_;)
3.c インストールした後
手のひらに載るMINIX環境が出来上がりました。
いろいろいじくり回して楽しみましょう。! (^_^)