わがメーリング・リストからの引用 (2)
意見/2 松本氏の投稿より 日本にもう届いているかどうか知りませんが、ロスアンゼルスの日本語新聞、 「羅府新報」は10月18日付けで、次の様に報じています。 サンフランシスコきんこうのバークレー市の市議会は16日東部同時テロの被害者 を追悼するとともに、米軍によるアフガニスタン空爆を非難する決議を採択し た。その決議に対し、「愛国心がない」などと言った批判のEメールや電話が殺 到している。 反戦決議案は賛成5票、反対4票で可決された。ドナ・スプリング市議は、テロリ ストは武力でなく国際法に基づいた裁判によって罰せられるべきと主張。「世界 の強国は、相手にそそのかされることなく、強国自身のペースでこの問題を解決 できる力を持っている。米国が武力に訴えない方法で解決できないというなら、 今後どの国の政府もそれに続くだろう」と訴えた。キス・ワーシントン市議は 「米軍の攻撃に反対すると同時にテロ攻撃を非難するべきだ」と強調する。 テロ攻撃直後、ブッシュ大統領に武力行使に必要な権限を与える決議案が連邦議 会で可決されたとき、同市を含む地区から選出されたバーバラ・リー下院議員が 唯一反対投票を投じたが、同市議会はリー議員を非難する決議も採択した。 私は、このバークレー市議会の決議に賛同します。これは、全米ではまだまだ少 数意見では有りますが、市議会がこのような決議を堂々と掲げる事が出来るとこ ろに、私が先日申しました、アメリカの良心の健在と民主主義の健在を認めるも のです。