Takasugi Dan's Koh Samui Life 高杉弾のコサムイ・ライフ Last Update★2545/07/19
チャウエン・ビーチ (人が写っていない写真)
Sorry ! We have only Japanese version, now.
INDEX 場所と気候/町と交通機関/ホテル/レストラン/両替/ビーチ/観光と娯楽 その他の場所と物/予算/高杉弾のコサムイ旅行
場所と気候
場所
コサムイ(サムイ島)はタイの南部、マレー半島スラタニの北東、バンコクからは南に約500キロのサイアム湾上にありま す。南北25km、東西21km、面積約250平方kmの島です。日本からはバンコク経由、プーケット経由、シンガポール経由 などで行けます。
●バンコク経由 1.ドン・ムアン空港から国内線バンコク・エアウェイズ(PG)でコサムイ空港まで直行約1時間。バンコク発最終便は18時 50分ですので、それ以前にバンコクに着く便で日本を出れば、その日の内にコサムイに着くことができます。コサムイ 空港はバンコク・エアウェイズの専用空港で、今年からボーイングの小型ジェット機が飛ぶようになりました。あのプ ロペラ機も良かったんだけどね。バンコクからはオフシーズンでも1日18便ものフライトが組まれています。 2.ドン・ムアン空港から国内線タイ航空 (TG)でスラタニ空港まで1日2便、10時35分と17時15分の便があります。所要時間は約1時間20分。そこからバスで ター・トン港まで約50分。そこからフェリーでコサムイのナトン港まで約2時間。 3.バンコクのファランポーン駅から電車でスラタニ駅まで約9時間。そこからバスでバンドン港まで約30分。以下2と同 じ。 4.バンコクの南バス・ターミナルからバスでスラタニまで約11時間。以下2と同じ。 ●プーケット経由 日本からバンコク経由プーケット行きの飛行機があります。 プーケットからはPG便が毎日3便、9時50分、15時40分、18時に飛んでいます。所要時間は約50分です。 ●ホアヒン経由 王様の保養地ホアヒンからもコサムイに飛べます。PG便が毎日1便、9時40分に出ています。所要時間は約1時間です。 ●パタヤ経由 パタヤの近くにあるウタパオ空港からもPG便が毎日コサムイまで飛んでいます。12時40分発の便で、所要時間は約1 時間です。 ●シンガポール経由 1997年3月、コサムイ空港初の国際線としてシンガポールからの直行便が就航しました。あのジャングルを切り開い て作られたコサムイ空港がインターナショナル・エアポートとして生まれ変わったわけです。シンガポールからは毎日 1便、20時10分発で、所要時間は約1時間30分です。
★バンコク・エアウェイズは、近い将来、マレーシアのクアラルンプールやインドネシアのメダンからもコサムイ直行便 が就航すると予告しています。 ★バンコク・エアウェイズの機内誌『Fah Thai』(「タイの空」という意味)も、平閉じの立派な雑誌になりました。タイ の歴史やサムイの美しい写真などが満載されていて、機内では退屈しません。
気候 コサムイの気候は熱帯性気候です。雨季=9月〜11月、乾季=12月〜3月、暑季=4月〜5月、乾季=6月〜8月です。雨季 には毎日のように強いスコールが降ります。乾季のスコールは夕方に多く、たいてい1時間ぐらいで止みます。暑季には ほとんど雨は降りませんが、日向の気温は40度を越えることもあります。 しとしと降る雨は長く降り続き、強いスコールは2、3時間であがるのが特徴です。冬は12月〜2月で、朝晩の気温は 25度ぐらいに下がります。それ以外の季節は平均気温30度〜35度ぐらいです。 よく「南の島は暑くて湿気が多いから蒸し暑いでしょう?」などと聞かれますが、これは完全に間違いです。暑くて湿 気が多くても、風が吹いていればけっして蒸し暑くはありません。快適そのものです。温度や湿度の感じ方が都会とはま るで違うのです。島における体感温度と気温と湿度の関係は、都会に住む者にはなかなか理解することができないでしょ う。
概要 サムイはヨーロッパのヒッピーによって有名になり、おもにドイツ人によって開発されたリゾート・アイランドです。 いまでも観光客の7割がドイツ人、2割がイタリア人で、その他の1割が他のヨーロッパ人やオセアニア人と日本人、その 他のアジア人などです。 観光客には3種類あり、1つは高級リゾートを目的とした1週間〜2週間程度の滞在客です。彼等の多くはヨーロッパの 金持ちで、高級ホテルに泊まります。あまり夜遊びはしませんし、ガンジャも吸いません。2番目は3週間〜数か月間の 長期滞在客です。彼等のライフスタイルは様々ですが、それぞれにリラックスして島の生活を楽しんでいます。そして3 番目がパック旅行でやって来た2日〜5日程度の極端な短期滞在の日本人客です。彼等の多くは高級ホテルの一番安い部 屋に泊まり、タイ人観光ガイドを雇って忙しく動きまわり、まずいタイ料理を通常の数倍の料金で食べ、法外なチップを 払って帰ります。 日用品の買い物はチャウエンかナトンのスーパーマーケットで何でも揃います。お土産はチャウエンよりもナトンの方 が安いようです。
町と交通機関
町 サムイ島には「タウン」と名の付く町は1つしかありません。島の北西部にあるナトン・タウンです。それ以外の町は すべて「観光地」として開発または発展してきた町です。地元の人々のための町はナトン・タウンただ1つなのです。 北から時計回りに、メナム、チャウエン、ラマイが観光地としての「町」です。これらのすべてがビーチに面してい ますが、ナトンは港町なので泳げるビーチはありません。
●ナトン・タウン かつてサムイに空港がなかった頃、このナトンだけが唯一の「町」でした。マレー半島のスラタニから来た客船や 貨物船がこの港の埠頭につながれ、町は活気に溢れていました。島一番のホテルだったパレス・ホテルはいまでも営 業していますが、宿泊客を見られることはめったにありません。 町には海側からピア・ロード、ミドル・ロード、メイン・ロードという3本の道があり、ピア・ロードには埠頭、 旅行代理店、レストラン、カフェなどがあり、ミドル・ロードには各種問屋、倉庫、雑貨屋、売春宿などがあり、メ イン・ロードには市場、洋服屋、各種レストラン、カフェ、アクセサリー屋、銀行、金行、雑貨屋、床屋、薬屋、警 察、スーパー・マーケット、ガソリンスタンドなどが建ち並ぶ地元の人々のための普通の町です。お土産屋もたくさ んあります。 ナトン・タウンは現在再開発がほぼ完了し、新しい道やホテル、下水道などの建設が完成しています。市場の隣に はサムイに初めてオープンしたセブン・イレブンがあり(現在はチャウエンやメナムにもあります)、1998年2月に はサムイ100年を記念して初めてのボクシングWBC世界タイトルマッチも行われました。
●メナム 島の北側に位置するとても美しいビーチを擁する小さな町です。タクシーの通るメインロード沿いには市場と商店、 コンビニなどがあり、コタオ(タオ島)行きのフェリー埠頭がある海側にもレストランがいくつかあります。チャウエ ン、ラマイに次いで開発の進んでいる地域です。 「メナム」とは川という意味。大きな川のないサムイの人々は、バンコクの王宮から真南にあたるこの海を川に見立 てているのでしょう。「メ」は母、「ナム」は水という意味です。
●ボプット メナムの東、空港やビッグ・ブッダに向かう道のあるこの町は最近急速に発展してきた町です。パンガン島行きの フェリーが出る波止場の脇には美味しいイタリアン・レストランやタイ料理店、おしゃれなバーなどが並んでいます。
*ポプットのことをもっと知りたい ●チャウエン
島最大の観光客エリアです。リゾート・ホテルのほとんどがここに集中しており、約6キロに渡る美しいビーチが あります。有名ホテルの前のビーチには乳を丸出しにした太り過ぎの白人女性が大勢寝転んでおり、地元の人たちの 顰蹙を買っています。バンコクからやってきたオカマの集団がイヤーンなどといいながら身をくねらせてビーチバレ ーを楽しんでいたりもします。 町はビーチの内側を南北に伸びるビーチロードに面して広がっていて、各種レストラン、バー、ディスコ、売春ク ラブ、お土産屋、スーパー・マーケット、両替商、ツーリスト、マッサージ屋などがあり、路上にはさまざまな屋台 が出ています。午後6時頃まではあまり人気がなく、日没を過ぎた頃から活気の出てくる町です。最近、ついにマク ドナルドやKFCやスターバックスやブーツまでが進出してきました。マクドナルドの裏には、なんとボーリング場ま でできています。 地元のタイ人はこの町を「マネータウン」とか「バビロン」と呼んでいます。
●ラマイ チャウエンから更に南に下って山を越え、メインロードを海側に入ったところにあるサムイ東南部のリゾート地で す。いまでは「失楽園」などと呼ばれるほどしっとりとしたロマンティックな場所ですが、ここ数年再開発が進んで おり、バンガロー形式のホテルや安宿がまた増えはじめています。
交通機関 サムイ島にはいわゆるメーター式の普通のタクシーはまだ数台しかありません(1998年頃から"TAXI METER"と書いた 普通のタクシーが登場しましたが、実際にメーターを下げるドライバーはほとんどいないようです)。バンコクのような トゥクトゥクもありません。あるのはトラックを改造した小型の乗り合いバス(ソンテウ)だけで、島の人々はこれを「タ クシー」と呼んでいます。このタクシーは路上のどこからでも手を上げるだけで乗れ、降りたい場所で車内のブザーを押 せば止まってくれます。 起点は島の西側の港町ナトン・タウンで、ここから北周りにバン・ポー、メナム、ボプットを通って東海岸のチャウエ ン・ビーチロードまでを往復するのが基本路線ですが、これ以外にもナトン-ビッグブッダ路線、ナトン-ラマイ-チャウ エン路線、島一周路線などがあります。 料金は基本的にドライバーとの交渉次第ですが、観光客の場合、近距離20バーツ、遠距離30バーツというのが相場に なっています。近距離とはナトン-メナム間、チャウエン-ラマイ間などです。ただし、日没を過ぎるとこの相場は役に 立たなくなり、完全にドライバーとの交渉次第となります。たとえば夜9時にチャウエンからメナムまで1人で乗ると約 150バーツ、2人〜3人なら1人あたり50バーツ程度が目安です。 数人で10日以上滞在する場合などはレンタカー屋でジープかオートバイを借りるのが得策でしょう。 サムイのレンタカー屋は借りる時にパスポートを預けますが、運転免許証は見ません。「運転できるか?」と聞かれる だけです。これはレンタバイクの場合も同じです。ジープのレンタル料は1日800-1200バーツ程度です。
ホテル
ホテルはチャウエンとラマイのビーチに集中しています。いわゆるリゾート・ホテルがチャウエンに約15軒、ラマイ に約10軒あり、その合間合間にバンガロー・スタイルの宿がびっしり並んでいます。 チャウエンとラマイ以外にも、メナム・ビーチやボプット・ビーチ、トンサイ・ベイなどにも小さなホテルやバンガ ローがあるほか、島の海岸沿いならほんとどの場所にバンガローがあります。場所によってはタクシーがまったく走っ ていないので、レンタカーのない旅行者はとても不便です。
値段は ホテル 超高級=8000バーツ〜20000バーツ 高級=3000バーツ〜8000バーツ 中級=2000バーツ〜3000バーツ バンガロー 高級=1000バーツ〜2500バーツ 中級=400バーツ〜1000バーツ 安宿(ハット)=50バーツ〜300バーツ
といった感じ。すべてツインベッド・ルームの値段です。高級ホテルにはバンガロー・タイプの部屋もあります。その 他の普通のバンガローにはバスタブはなく、水シャワーだけの場合が多いようです。ハットと呼ばれる小さな小屋には シャワーもトイレもありませんが、たいていすぐ近くに共同シャワーとトイレがあります。
ホテル選びのポイント まず、サムイには最低でも10日間は滞在することをお勧めします。サムイは3泊や4泊のパック旅行で来るような 場所ではありません。 で、チャウエンの高級リゾート・ホテルに滞在するならともかく、比較的安いバンガロー・タイプの宿に滞在する場 合のことを考えると、道路から部屋までの距離というのがとても重要な問題になります。 道とビーチが近いチャウエンのバンガローなら良いのですが、その他の場所では町から疲れて帰って来た時、月のな い真っ暗な夜、そしてどしゃ降りのスコールの最中などには道から遠いバンガローだと非常に難儀をすることになりま す。特にメナムやラマイ付近は道路から海岸までの距離がまちまちで、バンガローによっては道路から部屋まで10分も 歩かなくてはならないところもあります。そのうえ、運が悪いとキング・コブラや蠍に咬まれたりもします。 したがって、様子のわからない初めて泊まるバンガローを日本から予約して行くことはお勧めできません。空港かナ トン港の観光案内所で情報を仕入れるか、現地で実際に現場を見てから決めるのが良いでしょう。サムイのホテルやバ ンガローはどこも年間を通してまず満室になることはありません。 チャウエン以外の場所に滞在する際は、ホテル内または歩いて行ける距離にレストランがあることを確認してから決 めた方が良いでしょう。車がない場合、夜の移動は大変です。 タクシーの走るメインロードから近く、ビーチまで200メートル以内、美味しいレストランがあって、ホット・シャ ワーのある独立型の2階建て、オープンエア・テラスとキッチン、冷蔵庫とハンモック付きバンガローで1泊(ツイン) 1000バーツ以内というのがベストに近い条件でしょう。このような素晴らしい場所も、サムイにはあるのです。
レストラン
レストランには次のような種類があります。マトモな料理を出す日本食レストランはサムイにはただ1軒しかありま せん。
1.観光客向け高級タイ料理レストラン おもに高級ホテルの中にあります。サムイでナンバーワンのホテル*《サンティブリ》の〈サラ・タニ〉は絶品です。 1人予算1000〜2000バーツぐらいは必要でしょう。 2.観光客向け西洋レストラン チャウエンのホテル内や町にドイツ料理やイタリア料理のレストランがあります。 ナトン・タウンにもビストロやドイツ・レストランなどがあります。メナムやボプットにも増えてきました。 特にチャウエンのビーチ沿いにはイタリア・レストランが多く、美しい海を眺めながら安くて美味しいイタリア料 理が楽しめます。 3.観光客向け海鮮料理レストラン チャウエン・ビーチロードの店頭に魚、ロブスターや各種の蝦、蟹、貝、牡蠣などを並べた海鮮料理レストランが あります。たいていの店はタイ料理も食べられます。予算は400〜1000バーツ程度でしょう。 4.観光客向け一般レストラン ホテル内やナトン、チャウエン、ラマイなど各地にあります。タイ料理と一般的な西洋料理が食べられます。予算 は300バーツ以内でOKでしょう。 5.普通のタイ・レストラン 島の各地に素朴な食堂といった感じのタイ料理レストランがあります。1人予算200バーツぐらいでOKでしょう。 6.その他 屋台に毛の生えた程度の庶民的な店もあります。バーミーやカオ・パットやパク・パットなどが美味しいです。1 品20〜40バーツです。 ナトンやチャウエンには、このほか西洋人観光客向けのカフェ・スタイルの軽食レストランもあります。
高杉弾のお勧めレストラン ●ナトンタウン 〈TANG'S〉メインロードを市場から南へ約100メートル。左側。タイ料理の庶民的なお総菜が美味しい。西洋料 理もあります。カトゥーイの店員もいます。 〈WILL WAIT〉メインロードのほぼ中央、島一番のスーパーマーケット〈ジャイアント〉の向かい側にあるカフ ェですが、サンドイッチやホットドッグの他、タイ料理も美味しいです。タイ人のママが美人で優しく、店員も みんなにこにこ微笑んでいます。チャウエンにも支店があります。 ●チャウエン 〈LA TABERNA〉ビーチロード中程、ソイ・グリーンマンゴーから数10メートル南のソイをレイク側に入ってす ぐ右側にあります。海の幸をいかした海鮮パスタがおすすめ。ピザも美味しいです。 両替
サムイの物価はバンコクの約3分の2、東京の約8分の1程度です。1バーツは約2.8円(2002年7月現在)です。銀行 と両替商はナトンタウンとチャウエンに集中しています。両替商のレートはどの店も大差なく、金額を誤魔化される ようなこともありませんが、受け取った現金はその場で数えるのが旅の常識です。 T/Cや米ドル、日本円などの現金からタイ・バーツへの両替はできますが、タイ・バーツから日本円への両替はで きません。クレジットカードでT/Cを買ったりキャッシングする場合は両替商ではなく銀行へ行った方がいいでしょ う。 現在タイ・バーツは変動相場制です。ナトンタウンではSIAM CITY BANKのレートが一番いいようです。 最近は日本の銀行でもキャッシュカードで海外のATMで自分の口座から現地通貨を引き出せる「インターナショナ ル・カード」というものが発行されていますが、手数料が法外に高いのであまりお勧めできません。それよりも、バ ンコクの銀行に自分の預金口座を作っておけば、サムイのほとんどのATMから引き出すことができてとても便利です。
ビーチ●チャウエン 島の東海岸を南北に約6キロほど続くサムイ島最大のビーチです。サムイに来る観光客の約70%がこの海岸のホテル やバンガローに宿泊します。日本からのパック旅行も宿泊はほとんどここです。ほとんどのホテル、バンガローがビー チに面していて、高級ホテルにはプールとビーチ・レストランがあります。ビーチの幅は比較的広く、砂も細かくて綺 麗です。遠浅ですが、10月から3月にかけてはかなり高い波がきます。6月から年末にかけては巨大ナマコや巨大しび れクラゲが大量に発生します。ビーチに建つツーリスト・オフィス(単なる小屋)や町の旅行代理店、高級ホテルのコン セルジュなどで島巡りやパラ・セーリング、モーターボート、ジェットスキーなどの申し込みができます。
●ラマイ チャウエンから南に約6キロ、山を越えたところにある島の東南海岸です。ビーチ沿いにバンガロー形式のホテルが 10軒ほど建っています。チャウエンの次に開発が進んでいる場所ですが、チャウエンに比べると町の規模は1/3ぐらい の印象で、しっとりとしていてチャウエンよりはるかに落ち着きます。波はやや高めです。
●パンカ 島の南西海岸で、静かで落ち着いた感じの海岸です。超遠浅の狭いビーチですが、ここから見る夕陽の美しさは絶品 です。まだほとんどリゾート開発はされておらず、長期滞在の旅行者向けかも知れません。
●タリンガム 島の西海岸です。夕日が最も綺麗なビーチで、メリディアン系の高級ホテル〈バーン・タリンガム〉がありますが、 ここに泊まるとタクシーが通っていないので、レンタカーのない人はホテルの敷地内から出られなくなるでしょう。
●トン・ヤン ナトンの南、夕陽のとても綺麗なビーチです。まだバンガローが数軒あるだけです。
●バン・ポー 島の北西、ここも夕陽のとても美しいビーチです。まだバンガローが数軒あるだけですが、ジャングル・サイドには 高級ホテルがオープンしました。
●バン・タイ
島の北海岸です。ビーチの幅は狭いですが、遠浅でとても美しい砂浜が続いています。海水もサムイで1、2を競う美 しさです。バンガローは大小あわせて4、5軒です。
●メナム 飾り気のない素朴なビーチです。チャウエンに比べるとまるで別の島にいるような開放感が味わえます。海はとても 穏やかです。バンガローもたくさんあり、小さな町や市場、24時間営業のコンビニなどもあるので、とても快適なリゾ ート・ライフが楽しめます。タイの王様が泊まるサムイで一番の超高級ホテル〈サンティブリ・デュシット・リゾート〉 も、この海岸にあります。
●ボプット 遠浅ではなく、岩場も多少ありますが、静かで落ち着いた海岸です。パンガン島行きのボートもここの小さな埠頭か ら出ており、埠頭の西側ビーチ添いには最近お洒落なバーやレストランがオープンしています。レゲエ・バー「RAST A BABY 2」もこのビーチ添いにあります。
●ビッグ・ブッダ サムイ空港にもっとも近いビーチです。海に向かって右手に黄金色の大仏(ビッグ・ブッダ)が見えます。比較的値段 の安いバンガローがたくさんあります。
●チョーンモン 島の北東に突き出た半島の東側にあるトン・サイ・ベイの南の海岸です。買い物などにはとても不便な場所ですが、 隠れ家的なリゾート地としては最高です。ホテルは数軒しかありませんが、ツウ好みの場所です。 (以上チャウエンから時計周り)
サムイ島の海岸線には絶壁はなく、ほとんどが美しいビーチになっています。ここに紹介した以外にもたくさんのビ ーチがあり、ほとんどのビーチにはホテルかバンガローがあります。中には24時間まったく人の気配のない海岸もあ るので、1日中全裸で寝ていることも可能です(めちゃくちゃ蚊に刺されるだろうけど)。
観光と娯楽
観光
●ビッグ・ブッダ
島の北東に突き出た半島の西側。大きな金色の仏像のあるお寺です。昔は島でしたが、今では本島からの道路で陸続 きになっています。サムイ島最大の観光地ですが、いつ行っても観光客は10人ぐらいしかいません。境内にはお土産屋 と軽食食堂などがあります。タイは仏教の国ですから、サムイに来たら一度はこの大仏を拝みに行きましょう。階段の 手前で靴を脱ぐことを忘れずに。あまり肌をアラワにした女性は入れません。大仏の背中側からは紺碧の海が見渡せま す。帰りにはタンブン(お布施)も忘れずに。
●滝 島の南部の山側にナムアンの滝、北西部にヒンラの滝をはじめいくつかの滝があります。前者は車ですぐ近くまで行 けますが、後者は山道をかなり登らなければなりません。
●モンキー・シアター ボプットのメインロードから山側に少し入ったところにあります。毎日10:30、14:00、16:00の3回、猿のショー があります。象のショーもあります。
●スネーク・ファーム ヒン・ラッドのメインロード山側にあります。いろいろな種類の蛇の展示とキング・コブラをはじめとするスネーク・ ショーが見られます。
●ゴー・カート ボプットのメインロードに面した山側にあります。料金は12分で230バーツと、やや高いです。
●ヒンター・ヒンヤイの奇岩 ラマイ海岸の岩場にある男性器と女性器の形をした岩です。ビッグブッダができる以前は、ここが島唯一の観光地で した。今はさびれた感じのお土産屋が並んでいて、なかなか風情のある場所です。
●サムイ島めぐり 時間があれば、車でサムイ島を一周してみるのもいいでしょう。途中で何度か降りてゆっくり回ったとしても3、4時 間あれば十分でしょう。
●近隣の島めぐり サムイ島から一番近い島は真南にあるコタン(タン島)です。ビーチは2個所だけで、住民も漁師がほとんどです。観光 開発はされていませんが、最近もの好きな白人が来るようになったのでバンガローはあります。 有名なのはサムイから北に船で1時間ほど行ったところにあるコパンガン(パンガン島)です。この島はタイ全体でもか なり聖なるパワーを秘めた島で、王様がわざわざ殷を結びに来るほどです。しかし、満月の夜はここでとてつもないビ ーチ・パーティーが行われますので、観光客は注意してください。うはははは。 コパンガンから北へ更に2時間ほど行くと、コタオ(タオ島)という美しい島があります。ここはダイバーにとっては 天国(海底?)のようなところだそうです。サムイのダイビング・ショップに頼めば、ダイバーの免許が3日で取れます。 旅行代理店に申し込めば、国立海洋公園の1日旅行もできます。料金は昼食付で1人500バーツ程度です。
娯楽 ●マリン・スポーツ シュノーケリング、ダイビング、モーターボート、パラセーリングなど各種マリン・スポーツが楽しめます。チャウ エン・ビーチの高級ホテルかツーリスト・オフィスで申し込めます。
●釣 ホテルやツーリスト・オフィスなどで小舟と釣竿を借り、少し沖に出ればほとんど入れ食い状態でよく釣れます。釣 った魚をバーベキューにしたり、バンガローの人に頼んでスパイスを加えたタイ料理にしてもらうのも最高です。
●ムエタイ・ボクシング チャウエン・ビーチロードの西側に広がる大きな沼(ラグーン湖)の向こう側、ディスコ〈レゲエ・パブ〉から更に南 に5分ぐらい歩いたところにタイの国技ムエタイ・スタジアムがあります。タイ南部出身でバンコクのルンピニー・ス タジアムを目指す若いムエタイ・ボクサーたちの試合が毎週二回開かれます。開催日の前日と当日は町を宣伝カーが走 るのですぐわかります。午後9時のスタートで、7試合か8試合あります。かつてはいかにも田舎風の素晴らしいスタ ジアムでしたが、最近大改装がなされ、リングサイドにテーブルが置かれてステージやバーカウンターまである観光客 向けのカフェのようになってしまいました。もはや国技をする場所とはとうてい思えません。本当に悲しいことです。 入場料も400バーツに値上がりしました。行かない方がいいと思います。
●バッファロー・ファイト タイの伝統的な闘牛です。ボプットのメインロード山側、ラマイのメインロード山側、チャウエンのメインロード海 側、チョアン・クラムのメインロード海側にスタジアムがあります。開催日はまちまちですが、地元の人に聞けばわか ります。賭けもできます。
●射撃場 チャウエンのメインロード山側にあります。22口径から9ミリ・ライフルまで何種類かの銃が撃てます。料金は銃の 種類と弾の数次第ですが、1000〜2000バーツは必要でしょう。
夜遊び ●バー チャウエンとラマイを中心に、観光客の集まる場所には必ずバーがあります。ほとんどがオープン・エアの小屋スタ イルで、席はカウンターだけです。ビア・シン(シンハー・ビール)で50バーツ程度です。ほとんどの店では店員の女の 子を部屋まで連れて帰ることができます。
●オカマ・キャバレー 北チャウエンのリージェント・ホテルを挟んだ両側に「チャップリン」(北)と「クリスティーズ」(南)という2つの 有名なオカマ・キャバレーがありましたが、どちらも潰れました。今はチャウエン北部のビーチロード側に一軒あって、 ショータイムもあるようです。タイのオカマ(タイ語でカトゥーイ)は強力なので、くれぐれもナンパされないように気 をつけましょう。
●ディスコ チャウエンにある〈レゲエ・パブ〉〈グリーン・マンゴー〉〈サンタフェ〉、ラマイの〈ミックス・パブ〉などが有 名です。客が増えるのは夜の10時頃からで、深夜12時頃がピークです。「レゲエ・パブ」といっても客の9割がヨー ロッパ人なため、レゲエはほとんどかからず、ハウスやテクノビートばかりです。踊らずに立っていると5分に1度は ガンジャ売りが話しかけてきますが、買わない方が良いです。地元のタイ人には〈グリーン・マンゴー〉の方が人気が あるようです。大型スクリーンで映画やイタリアのセリエAなども見られます。
●ゴーゴー・バー ディスコ〈グリーン・マンゴー〉のソイを道なりに進んだ突き当たりにあります。ディスコや普通のバーとの違いは、 タイ人の女の子たちが大勢ステージに昇り、下着姿で踊っていることです。もちろん店にチップを払えば女の子と外に 出ることができ、自分のホテルにでも彼女のアパートにでも行くことができます。バンコクのパッポンやソイ・ナナを 知っている人にとっては非常にイージーな場所です。 酒を出す店は、今年からすべて午前1時以降の営業がきつく御法度になりました。それでもなお午前2時まで営業して いる店はありますが、それ以降となるとビーチ・パーティーだけでしょう。
●ビーチ・パーティー ビーチに面したバーの多くが週に1度か2度のビーチ・パーティーを開いています。パーティーといっても白人が集ま って馬鹿騒ぎをするだけです。ときどきラリった白人ヒッピーが海に入って溺れ死んだりしていて、とても楽しいです。 しかしサムイのビーチ・パーティーも最近は取り締まりがうるさくなり、朝までやっているのはトンサイ・ベイの南側 にあるビーチだけになってしまいました。
★フルムーン・パーティー チャウエンの水平線から満月が昇る頃、島のあちこちのバーやビーチでパーティーが開かれます。ボプットからは パンガン島行きのパーティー・ボートが出て、パンガンのハード・リン・ビーチでは有名なヒッピーたちの乱痴気パ ーティーが朝まで続き、毎月のように行方不明者が出ます。大麻やコカインやスピードやヘロインやLSDの粗悪品に 気をつけましょう。
★ブラックムーン・パーティー フルムーン・パーティーで結構稼げることを覚えた地元の商売熱心な人達によって、新月のパーティーも開かれる ようになりました。やることといえば酒と踊りとマリファナとセックスだけ。パンガン島のフルムーン・パーティー と違うのは、午前1時で終わってしまうということだけです。
★ハーフムーン・パーティー ブラックムーン・パーティーでも結構稼げることを覚えた地元の商売熱心な人達によって、半月のパーティーも月 に2回開かれるようになりました。やることといえば酒と踊りとマリファナとセックスだけ。ブラックムーン・パー ティーとまったく同じです。
ガンジャとキノコと麻薬 サムイは数年前までヨーロッパのヒッピーたちの穴場だった島で、サムイから船で渡れるパンガン島を聖地とする腐 れヒッピーたちが、まだ大勢この地にやってきます。彼等は満月の日にパンガンに渡り、ハード・リン・ビーチでヘロ インやスピードをやり、大音響を出して朝まで踊りまくる単なる馬鹿です。 サムイでも何種類かの麻薬が手に入るようですが、麻薬ではないガンジャとマジック・マッシュルームしかやらない のが聡明なジャッピーとしての常識というものです。やるときはあくまでもプライベートな場所で。まだバンコクほど ではないにしろ、サムイにも年々警察が増えてきており、取り締まりもキツくなっていることを忘れないでください。 ガンジャは買うものではなく、自然に出会うものです。
*コパンガンに飛んでみる
その他の場所と物
●ココナッツ ココナッツ(マップラオ)は南の島の命の源です。あらゆる料理にココナッツを使い、油を採り、石鹸にもなります。 ヤング・ココナッツの果汁は血液を綺麗にし、内臓の働きを良くします。果肉はとても優しく美味で、絞ればココナッ ツ・ミルクが採れます。
●ドリアン 雨季が近づくとナトンの市場に果物の王様と呼ばれるドリアンが並びます。強烈な臭いがあるのでホテルには持ち込 み禁止ですが、味はなんとも言えない濃厚なもので、やみつきになる人も多いそうです。タイ人のほとんどが大好きな 果物ですが、日本人の多くは「ガス臭いネギの味」などと言って嫌う人が多いようです。ちなみに、高杉弾はドリアン・ アイスクリームとドリアン月餅が大好きです。
●その他の果物 南の島は果物の宝庫です。マンゴー、パパイヤ、パイナップル、バナナ、ジャック・フルーツ、ロンガン、チョンプ ー、スイカ、オレンジ、ぶどう、りんごなどが市場で売られています。
●牡蠣 南の島で牡蠣というのは意外かも知れませんが、サムイやスラタニは天然岩牡蠣の本場です。1個30〜40バーツと やや高いですが味は最高です。
●バーミーとカオ・パット この二つは日本人にとっての蕎麦とオニギリのようなものです。バーミーは「そば」カオは「お米」で、パットは 「炒める」という意味です。バーミー・ナムがラーメンでバーミー・パット(またはパッ・タイ)がヤキソバ、カオ・ パットはチャーハンです。味はお店によってそれぞれ微妙に違うので、自分好みの店を見つけてください。値段はど ちらも20〜30バーツです。
●タイのドリンク剤
タイのドリンク剤でもっとも有名なのは、国内のボクシングやムエタイをはじめ、F1など世界中のスポーツのス ポンサーもしている〈レッド・ブル〉でしょう。タイの肉体労働者のほとんどがコレを飲んで元気に働いています。 最近は〈M150、えむろいはーしっぷ〉というドリンク剤がテレビコマーシャルの大々的な宣伝効果のせいか〈レ ッド・ブル〉に迫る売り上げを記録しはじめ、文字通り飛ぶように売れています。さらに「.357」という新製品が 参入してきて、この業界も熾烈な戦いが繰り広げられて います。 どれも10〜15バーツ程度で、スーパーマーケットや飲食店など、どこでも手に入ります。日本のYケル皇帝液な どよりはるかに効くクスリのようなもので、コレを飲むと30時間ぐらい元気に働いたり遊んだり踊ったりできます が、毎日飲むのはとてもキケンなようです。タイのお金持ちは、こんなものを飲む奴は力仕事をする貧乏人だけだ と言って露骨に毛嫌いしています。日本には薬事法違反で持ち込むことはできません。
●危険なタイ語 「さわでぃ・かっぷ」や「こっぷん・かっぷ」を覚えておくのは常識としても、自分はタイ語を多少は話せると 思って無闇に喋ると危険です。「まー」は来るであったりとてもであったり馬であったりしますし、「かい」は鶏 肉であったり卵であったり遠いであったり、逆に近いであったりもしますし、「私はエビを愛しています」と女の 子の耳元で囁く日本人は後を絶ちません。「こわーい!」と叫ぶ女の子は「ちんぽ欲しいー」と聞こえてしまうこと もありますし、カフェで「こーひー」と注文するとウェイトレスはビビって逃げます。
●中国系タイ人 サムイは中国海南省出身の先祖を持つ中国系タイ人が多い島です。とくに多いのはメナムとナトンです。この二 つの町には海の女神天后を奉った祠があり、旧正月には盛大なお祭りや野外映画大会などがあります。
●タイ・マッサージ(ヌアット)とハーブ・サウナ タイに来たらまずマッサージ。サムイではナトンタウンにいいマッサージ屋がありますが、どこでやってもまあ まあ平均的なレベルだと思います。運が悪いとオカマの姐ちゃんに当たります。値段は1時間100〜200バーツぐ らいです。 低温ハーブ・サウナはサムイにまだ数軒しかありません。
●ハンモック ハンモックは宙に浮く舟のような快楽グッズです。極上のガンジャとハンモックの組み合わせはもうどうにもこ うにも地上の天国この世の極楽と申せましょう。自分のバンガローにハンモックがない場合、ナトンタウンの雑貨 屋などに行けば簡単に手に入ります。
●満月 満月の夜は月明りというものがこんなに明るいものかと驚くぐらいに美しい光が椰子の葉と藁葺き屋根を照らし ます。それはまるで雪明りのようでもあり、神秘のパワーを与えてくれます。藁葺き屋根に落ちるムーンライト・ シャドウも最高にロマンチックです。
●新月 天気の良い新月の夜は「プラネタリウムみたい」に美しい星が満天に輝き、天の川がくっきりと見えて流れ星が びゅんびゅん飛びます。
●蚊 蚊は普段はほとんど気になりませんが、雨あがりには大量に発生します。スーパー・マーケットで虫よけスプレ ーかタイガー・バームを買っておき、あらかじめ塗っておくと良いでしょう。マップラオを1日1個飲んでいると、 蚊に刺されなくなります。蚊も生き物です。蚊に刺されない唯一のコツは、蚊を殺さないことだというのがアジア の常識です。
●トカゲ 島のあらゆる場所に小さなヤモリと、南国名物の体長20〜40センチぐらいのトカゲ(トッケーまたはゲッコー) がいます。どちらも無害です。特にトッケーはラッキー・アニマルとして親しまれており、「ゲッコー」という鳴 き声を何回続けて聴けるかで幸運度がわかるそうです。高杉弾は最高21回続けて鳴くのを聴いたことがあります。
●蠍とキングコブラ サムイ島の大部分はジャングルです。ジャングルにはあらゆる猛獣が住んでいて人間に襲いかかります。猛獣に 食べられてしまった旅行者は、いくらお金やパスポートがあっても帰国することはできません。サムイ島にはいま でも毒サソリやキング・コブラがいますので、刺されたり噛まれたりした人は傷口を急いで口で吸ってください。 病院には、このような不運の人のために、いつでも血清が用意されていますので安心しましょう。
●ホタル チャウェンにはゲッコーもホタルもいませんが、メナムやバン・タイのビーチ沿いには雨季になるとたくさんの ホタルが飛び交います。これをうまく手で掴んでテーブルに置き、拳で叩き潰して横に伸ばせばあーら不思議、イ ンスタント蛍光灯の出来上がりです。
●インターネット・カフェ コサムイにも当然のようにインターネット・カフェがあります。昔はチャウエン・ビーチロードにしかありませ んでしたが、今ではラマイ、メナム、ナトン・タウンなどのあちこちに見かけられるようになりました。 しかし、今のところどの店もウィンドウズの英語版マシンが主流で、Macを置いている店はあまりありません。 おもにドイツ人観光客が利用しているようです。使用料は1分10バーツ程度です。
●市場 コサムイ最大の市場がナトンタウンのメインロード沿いにあります。朝5時頃から夜まで開いていて、野菜、肉、 魚、お菓子、雑貨類などが売られています。路上にはいろいろな食べ物の屋台が建ち並び、壮観です。高杉弾は砂 糖を入れない豆乳とタイ風餅米ソーセージ(各5バーツ)が大好きです。魚専門の市場は海に面したピア・ロードに 開きます。新鮮な鯛が1キロ80バーツぐらいです。
●レゲエ 島で一番人気がある音楽はもちろんレゲエです。ボブ・マーリーを知らない奴はモグリと呼ばれて馬鹿にされま す。〈Country Hat〉という最高のバーがあり、毎晩深夜までレゲエが楽しめます。場所は書かないので、自分で 探してみてください。 チェーン店ではメナムとボプットにある〈Rasta Baby〉が有名です。チャウエンの〈Reggae Pub〉に行ってテ クノで踊るのはアホな白人だけです。
●イミグレーション サムイ島のイミグレーションはナトンタウンからメインロードを南方向に2.5キロ行った右側の角にあります。 滞在ビザが切れてしまう日の直前にイミグレーションに行き、10日間の延長ビザを簡単に発行してもらえます。 顔写真の用意がない場合は100バーツで撮ってくれます。書類はすべて係官が書いてくれるので、自分では何も する必要はありません。とても簡単です。
●携帯電話 いまのところ、日本の携帯電話を海外に持って行ってもまったく使えません。世界140か国(以上)で相互に使え るGSM規格の携帯電話をタイで契約するのが安くて便利ですが、タイでは外国人の携帯電話契約にはワークパー ミット(労働許可証)が必要です。どうしてもGSMを使いたい場合は、タイ人の友達に頼んでその人名義で契約して もらうのが良いでしょう。しかし、日本はこのGSM世界規格から完全にオミットされているので、日本国内では 何の役にも立ちません。
●サムイに家を買う タイでは外国人は土地を所有することはできません。普通、30年レンタルで土地を借り、そこに家を建てます。 借地代と家を含めて約150万〜250万バーツ程度で立派な家を持つことが出来ます。年間3か月以上サムイに滞在 するなら、小さなバンガローの一軒を半年契約や一年契約で借りてしまうのも良いでしょう。
予算
コサムイまで飛行機で行くとして、日本・バンコク往復チケットが格安で5万〜6万5千円程度。ただし、JAL かタイ航空以外だと行きにバンコクで1泊になります。 バンコク-コサムイ間のPG便は現在サムイ空港のランディング・フィーを含めて往復6800バーツ程度に値上 げされているので、日本からのトータルは約7.5万〜9万円といったところでしょうか。これにバンコクとサム イでの宿泊を中の中程度のホテルまたはバンガローとすると、1泊1000バーツとしても10日で約35000円。 合計11万〜15万円程度の総予算で10泊旅行が可能ということになります。 高杉弾のいつもの旅行だと、ユナイテッド航空便1年オープン、バンコク10泊、コサムイ30泊でトータル約 25万円程度の予算です。食費やお土産を含めても総予算30万円でOKです。 もし1年に2回以上バンコクへ往復するなら、バンコクで東京往復1年オープンチケットが5万円程度で買え るので更に安くなります。マイレッジの会員になれば、東京-バンコク4往復で1回分の往復がタダになります (UAの場合)。
参考までに高杉弾のコサムイ旅行の例を簡単に紹 介しましょう。
まず東京からマイレッジのメンバーになっているユナイテッド航空でバンコクへ。ぼくは1回おきぐらい にバンコク-東京間往復がタダです。バンコクに3泊〜7泊ぐらいしてから、PG便でコサムイへ。空港へ迎 えに来てくれたスタッフ(友人)の車でいつもの常宿へ向かいます。まずはロビーでマップラオを飲みながら チェックイン。 予算に合わせて20日〜2か月間ぎらいこの島に滞在しますが、その間ビーチで昼寝はしますが海にはまっ たく入りません。チャウエンのレストランやディスコにもめったに行きません。車で30分ぐらいかかるチャ ウエンは、ウチからはあまりにも遠いのです。 朝は鳥の鳴き声とともに目覚め、朝食後は2階のオープンエア・テラスのハンモックで音楽を聴きながら 昼寝、それから乗り合いタクシーに乗ってナトンタウンへ行き、屋台でバーミー・ナム・ムーを1杯。町や 市場を散歩してから〈GIANT〉で生活必需品を買い物。お土産屋やアクセサリー屋の友人とお喋りをし、 〈WILL WAIT〉でカプチーノかミックスフルーツ・シェイク。ナトン港の夕焼けを眺め、タクシーで部屋 に戻ってシャワーを浴びます。 日によってはチャウエンへ行き、大好きなハーブ・サウナ&タイ・マッサージでリラックス。馴染みのビ ーチ・バーでレゲエを聴きながらビア・シンと炭火焼きトウモロコシ。 ぼくがチャウエンで行く場所はこの二箇所だけですが、もちろん他にも行く場所はたくさんあります。朝 まで女の子の部屋で寝ていることもありますし、馴染みのイタリアン・レストランで大好きなペペロンチー ノを食べることもあります。 だけど、島では「何もしないこと」が最高の贅沢です。予定などまったく立てずに、来る日も来る日も一 日中ぼーっとしているのがイイのです。ぼくが常宿にしているバンガローの二階のテラスは、ぼくにとって いま地球上で一番気持ちのいい場所です。 ただ、ひとつだけ困るのは、帰りのバンコク-東京の飛行機をFIXではなく1年オープンにして来た場合、 島を出るタイミングがなくなってしまい、いつまでもだらだらと居てしまうことです。そして、いつの間に かお金がなくなっていて、自分が何者なのかさえ忘れているのです。そういうのを、タイ語で「てぃ・にー・ てぃー・ない、ぽむ・ぺん・かい」といいます。
高杉弾のコサムイ・クイズ
バナナはどこで買う? 一番好きなバーミー屋台はどこ? ジャングルでは何が怖い? ナトン-チャウエン間のタクシーにいくら払う? 〈サンティブリ〉に二泊した後に移るバンガローはどこ? チャウエンにタワーレコードはいつできる? 高杉弾の定宿はどこ? 全問の回答をメールで送ってください。 最後の一問にも正解した方には2000タイバーツをキャッシュで進呈します。
メールはココよ! *Mail to Takasugi Dan & iMi/imperialMEDIAMANinternational
開店準備中のチャウエンの屋台 夕暮れのバン・タイ・ビーチ
ナトンタウンのソーセージ屋台 チャウエンのビーチバー
メナムビーチからコパンガンを望む