04/21(水)


昨日に引き続きOpenGL関係のページを漁る。

どうやらGLUTってライブラリがあるらしい・・・
Builderでも使えるらしい。
GLUTはANSI Cのみで組めるらしいです。
内容はよく分からんが、使ってみました。


まず、ここからGLUTをダウンロード。(glutdlls.zip (140 Kbytes)ってヤツね。)
それから、解凍。
で、glut.h, glut.dll, glut32.dll, glut.lib, glut32.lib, README.winが出てくる。
このうち、glut.libとglut32.libの2つはVC++用なので削除する。
かわりに、implib.exeを使ってglut.dllとglut32.dllからC++Builder用のlibファイルを作る。(Implib.exeの使い方はこちら
出来上がった、ファイルはCBuilder3\Libへ移動させる。
それから、glut.hはCBuilder3\Include\GLへ移動させる。
あと、glut.dllとglut32.dllをC:\WINNT\System32へ移動させる。(95の場合はC:\Windows\System)
これで、前準備は完了。

で、GLUTを使う場合はコマンドラインタイプのアプリケーションとして組むらしい。
ので、Builderでは[新規作成]->[コンソールウィザード]を選ぶ。
ここで、ウィンドウタイプをコンソールに、実行形式をEXEにそれぞれする。
それから、VCLを使用するをチェックしておく。
(VCLを使おうが使うまいがこれをチェックしないとリンカエラーがでる。なぜだろう?)
で、完了をクリックすると、main関数が作成される。

それから、[プロジェクト]->[プロジェクトに追加]でCBuilder3\Libにあるglut32.lib, glu32.lib, opengl32.libの3つを加える。
あと、#include <GL\\glut.h>を#include <condefs.h>の下の行に書き加える。

最後にGL\\glut.hの18〜21の4行をコメントアウトする。
この4行をコメントアウトしないとdefineが二重定義になっているらしく、警告が出た上にリンカエラーが発生してしまいます。
これで、ばっちりGLUTが使えるようになるです。


あとはGLUT関連のページを参考にしてください。
えむっちが今回参考にしたページは、TokoiLaboratoryGLUTライブラリを使った手抜きOpenGL入門(案)ってところです。

えむっちが使ってみた感想としてはANCI Cのみなので非常に簡単です。
でも、逆に大きいアプリケーションを組むのはしんどそうです。
VCLと上手く連携させれればいいんだけどねぇ。
その辺は詳しく調べてないのでわからんです。

implib.exeの使い方

コマンドプロンプトウィンドウを開いて、解凍したディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行する。
>implib.exe glut.lib glut.dll
>implib.exe glut32.lib glut32.dll


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