本当にやるのか?「加奈 〜いもうと〜」について語るページ

しっかしなんちゅうタイトルを付けたんだ俺は(笑)。 芦屋雁之介+武田鉄也かぁ〜。

前書き及び諸注意

と、よた話はさておき、作るかどうかかなり迷った「加奈」のページです。 後悔日誌のページを読んだ人なら、 私がどっぷりハマっていたのはご存知ですね。 んで、普段なら同時進行でページが出来上がっていくのに、 これについては全くページができる様子が無い。 不思議に思った人もいるかと思います。
理由は、そう恐らく「私が自分のダークサイドを見てしまったから」でしょう。 後悔日誌のページに、 私としては異例のあれだけの分量を一気に書かせるだけのインパクトはありました。 ただ、それだけに、読む側が他人の露呈したダークサイドを見せられて 面白いだろうかというのは気になりました。 ですがそれでも、この物語を受け入れられるだけの精神力を持った人には 是非この作品はやって欲しい。 その思いから敢えてやることとしました。

1999年10月10日追記

小説版が出てたんで、ちょっとだけ立ち読み(爆)してみました。 知的ルートからED3というゲーム本編では有り得ない展開なんですが、 そんな構成痛すぎますぅ。

結局小説としての出来が今一つっぽかったので買いませんでした。 この手の小説に館山緑級のを期待してはいけないんでしょうかねやっぱり。
館山緑は「ONE 〜輝く季節へ〜」の小説版 (特に2巻)がよかったんで、その後「CAMPUS 〜桜の舞う中で〜」 「エクソダスギルティー(上)」と読んでます。 私は「CAMPUS」「エクソダスギルティー」はやってないんで何ともいえませんが、 少なくともこの2つ、ちゃんと小説として成り立ってますし面白かったです。
ちゅうことで、館山緑の残り3冊(「ブルーブレイカー(2)」「MOON.」 「エクソダスギルティー(下)」も押さえる予定です。


各EDについて

えっと、一応クリア順です。 パッチはまだ当ててないので、シナリオ変更部分は気にしないという事で。

もー少し心理的に余裕ができたら加筆・修正すると思うんで、 その辺は大目に見てくださいね。

ED5 知的ルート第2エンド 「おもいで」

最初に見たEDだからかもしれませんが、とにかく痛い。 終盤どんどんとどめ差しにくる容赦の無さがいいです。
「人間結局誰かの犠牲の上に生きている」という、 当然といえば当然のことを再認識させられますね。

とにかく泣きました、このシナリオ。 加奈の命と引き換えるかのごとく降る雪、日記をワープロ打ちする隆道、 他何度涙したかよく覚えてません。

「今日、海を見た。もう恐くない。」
いつも饒舌な加奈の日記。なのにこの日だけはたった1行。 多くの言葉は不要でした。

ED4 知的ルート第1エンド 「雪」

ED5を最初にみてしまった以上、このEDにはインパクトは感じられません。 ED5のように終盤の怒涛の急展開もありませんし。

ED2 ノーマルエンド 「追憶」

途中はあまりクるものはないんですが (知的ルートとの違いを結構楽しんでました)、 やっぱりラストはきっちりと痛いっす。 けども、加奈が助かるEDの存在を暗示するシナリオなんで、 以後攻略モードに切り替わり、ED1やED3を狙いに行き何度も見ているうち 「痛い」と感じることはあまりなくなりました。

ED3 夕美エンド 「迷路から」

私は夕美のよーな女性受け付けないんで、私的にはED5が一番痛いと言えるんですが、 あーゆー女性を受け入れられる人には恐らくこっちのが一番でしょう。
狂ってしまった隆道を元に戻すべく必死の夕美。 そこに嘘臭さを感じてしまった(シナリオの問題ではありません、念のため) 以上、このシナリオにハマることはできませんでした。

結局私は人のやさしさを信じられない冷たい人間なんでしょうね。

ED1 ベストエンド 「はじまりのさよなら」

ベストエンドの名の通り唯一加奈が助かるEDです。 結局最後加奈は隆道と離れる事を決めた訳ですが、
「義兄妹なら親に頼み込んで養子縁組を解消してしまえば、 少なくとも法的には問題ないど」
と背後で囁く声が聞こえ(笑)、 どーせやるならそこまでやってくれてもよかったかもと思えました。 よってハマり度中。

ED6 知的ルート第3エンド 「いまを生きる」

ED5に+αな終わりかたです。 が、結局私にとってのネックはやはり夕美。 「嘘だぁ」と思ってしまった段階でもうアウトでした。

冷静に考えれば、夕美が戻ってくるのにも納得いかない訳ではないんですが、 やっぱり感情の部分がそれを否定します。

このEDを見る前に、「ED5が好きです」と一部で発言したところ、 複数の知り合いから「そういう嗜好ならED6の方が気に入ると思う」 と言われました。けど実際はこうです。 みんな私を過大評価してませんか(笑)。 私は「そーゆー奴」なんですよ。



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